13期前期デザインリサーチゼミが終了・・・

本厚木の怪しい店で打ち上げ
本厚木の怪しい店で打ち上げ

総合講評会も院入試も終わり、7/28に卒業設計テーマ発表会をして、無事に前期日程は全て終了。
B4はお疲れ様。これで楽しい(苦しかった?)ゼミはおしまい。9月からは卒制のみ。

院生喫煙組以外は集合
院生喫煙組以外は集合

B4:
今年は真面目な人が多く、総合講評会の発表は総じて良く出来ていた。講評会では、一番人気があったブースではないかと思う。非常勤の先生方も興味を持ってパネルを見ていたし、廊下の掲示も下級生や院生などがじっくりと読んでいるのをよく見かけた。
だが、個性的な「こだわり」を感じる人がほとんどいない。どうも他人の目を盗み見しているような案ばかり。要領よくまとめた提案。それが優秀という意味なのかもしれないが、逆に君たちの決定的な「弱さ」でもある。

そういう「弱さ」が、昨日の卒業設計テーマ発表には表れていた。ここまでテーマ発表になっていない学年は珍しい。敷地もプログラムも思いつきで、真剣に「卒業設計のテーマ」を考えているようには思えなかった。そこを怒らなければならないのが悲しいし、4時間かけてやりなおさせても、姿勢が変わらないところが更に悲しい。敷地図もなく、イメージもなく、ボリュームやスケールもない。自分らしい問題意識とゴールイメージが欲しい。

デザイン研究もどこかで見たようなアイデアばかり。先輩のモノマネをまねるのはアイデアの「孫引き」である。頭が動かないなら、手が動かす。街に出る。机やパソコンの中に答えはない。自分の感性をもっと信じればいい。